株式会社エコロ | エコロのココロ

住宅地や繁華街の夜道を歩いていると路上にゴキブリが！という経験はありませんか。何かいるなあ、とかがんでよくよく見てみるとゴキブリだった！とびっくりしてしまいます。気がつかない方も多いでしょうがね…。ところでこのゴキブリ、おそらくクロゴキブリです。
ゴキブリというと室内にいるイメージがあり、実際チャバネゴキブリの生息は室内に限られますが、クロゴキブリの場合は普通に屋外にも出かけていってしまいます。そして新しい住み家を見つけて侵入するのです。ドアの隙間、窓の隙間からやつらは簡単に入ってきます。(ちなみに屋外にはもっと多くの種類のゴキブリがいるのですが、それらは屋内にはほとんど入ってきません。)
つまり、クロゴキブリは駆除して生息数ゼロになっても、またいつの日かどこからかやって来るものなのです。駆除をしたから安心するのではなく、次の侵入を予測して対策を準備しておく、というのが正しいゴキブリ対策です。

ゴキブリと段ボール、一見関係のない組み合わせに思えますが、これは害虫防除業者にとっては最悪の組み合わせです。
段ボールの切り口は、ご存知のように紙が波打ったようになっていて、隙間だらけです。この隙間にゴキブリが入り込むのです。もちろん成虫サイズでは入り込めませんが、小さな幼虫は楽に潜り込み、非常に安全な隠れ場所になってしまいます。ですから、厨房に長期間段ボールを放置するとそこがゴキブリの繁殖場所になるリスクが非常に高いのです。食品・食材を運ぶ段ボールもゴキブリがついてくる可能性があります。厨房内の段ボールはさっさと片付けましょう。これは有効なゴキブリ対策です。
また、雑誌や新聞も隙間だらけで、ゴキブリは簡単に潜り込んでしまいます。雑誌、新聞、その他紙類も含めて厨房内には置かないようにしてください。